中国のゲームスタジオ S-GAME が開発する武侠アクションRPG『Phantom Blade Zero』が、2026年6月のPlayStation番組「State of Play」で最新のスペシャルティザーを公開した。あわせて、発売日が当初の9月9日から2026年10月29日へ延期されることも発表。対応プラットフォームはPS5・Steam・Epic Games Storeで、予約は今夏に開始される予定だ。プレイヤーは謎多き組織「The Order」に仕えるエリート暗殺者・ソウルとなり、組織の長の殺害事件に隠された陰謀を追っていく。
【公式PV】State of Play スペシャルティザー
まずは公式が公開した最新映像で、本作の手触りと空気感を確かめてほしい。
【考察】中国発AAAが”武侠”で世界を狙う
本作で注目すべきは、中国スタジオが自国の文化資産である「武侠(ウーシャー)」を、世界基準のアクションとして磨き上げている点だ。近年、中国製の大型タイトルが世界市場で存在感を強める流れがあり、本作もその最前線に位置する。
当初の発売日「9月9日」には、開発元いわく”逆天改命”――天の理を覆し、運命をひっくり返す――という象徴が込められ、ゲーム内で描かれる「66日」のコンセプトに呼応するものだった。その日付が10月29日へずれ込んだ形だが、延期はクオリティを優先した判断とみられる。State of Playで公開された約1分のティザーは期待をつなぐ仕上がりで、むしろ完成度への信頼を高めた。ジャンルとしては「ソウルライク」と比較されがちだが、開発元は一貫して「死にゲーの理不尽さ」ではなく「爽快で高速な剣戟アクション」を志向すると公言してきた。PS5・Steam・Epicの同時展開も、最初からグローバル市場を本命に据えている証だ。
【おすすめ&関連情報】予習と注目ポイント
- 映像はアンリアルエンジン5製。”カンフーパンク”とも評される独特の世界観とライティングが魅力。
- 「死にゲーほど理不尽ではない」と開発元が明言。瞬間的な反射神経を求めない、より遊びやすい難易度設計を志向している。
- 予習するなら前日譚となるスマホ向け作品。若き日のソウルを主人公に描いており、世界観に触れられる。シリーズの源流は過去の『レインブラッド』系作品だ。
- 予約は今夏スタート予定。予約開始に合わせて新規ゲーム映像の公開も予告されている。
- 発売は2026年10月29日。PS5・Steam・Epicで購入できる。
【背景】躍進する中国ゲーム産業の文脈で
ここ数年、中国の開発スタジオは技術力・予算ともに急速に伸び、世界的ヒットを生む土壌を整えてきた。『Phantom Blade Zero』は、その潮流のなかで「中国の物語を、世界の技術水準で」送り出す一本だ。延期を経て迎える10月29日、東洋アクションの新たな基準点になれるか。期待を持って続報を追いたい。
出典:PlayStation/S-GAME公式発表(State of Play 2026年6月)。事実部分は公式発表に基づき、考察部分は当サイト独自の見解です。


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